大人の手足口病にかかりました


痛い手でプレッツェルを冷凍庫から出そうとしたら落として割れました・・・

子どもが風邪っぽいなあ、よだれだらだらで歯が生えるのかなと思ったら手足口病でした。大人はあまりかからないようだし大丈夫だろうとたかをくくっていたら見事にうつりました。口だけでなくて顔中にぼつぼつが出てもう手足顔病です。痛い痒い痛い痒い、ひええええ。

でも全身麻酔での帝王切開の後の方がよっぽど大変だったよななんて冷静に痛みと痒みに耐える自分もいます。

大人の手足口病については情報が少ないので経緯をメモしておくことにしました。

経過

金曜日: 保育ママから帰ってきたら子どもの機嫌が夕方に向かって悪くなる。風邪の予感。げげげ。夜中に「うんちゃんうんちゃん」と言ってしばらく泣く。

土曜日: 子どもの機嫌は引き続きあまりよくなく、ちょっと熱い・・・。早めに夕食を食べさせて寝るもまた夜中にうんちゃんと叫ぶアタックが w うんちするわけでもなく「うんちゃんうんちゃん」と騒いでしばらくするとしくしく泣いて収まる。大人憔悴、私も喉がなんだか痛い。

日曜日: まさか手足口病では?とうたがっていたら、保育ママから手足口病の子が出たよとの連絡。翌日小児科に行くことに。私も喉が本格的に痛くなってきて夕食をあまり食べられず。父ちゃんだけ元気でコンサートへ。この日も夜中にうんちゃんアタック w

月曜日: 小児科に行くと、危険な病気を持っているかのような対応で焦る。待ち時間中は私がずっと子どもを抱っこしていなくてはいけなくて、遊ばせるのはNG。厳しい・・・が、BabyBusに救われる。普段からYouTubeでトレーニングしておいてよかった(違う)。私のデータ通信の容量はぱつぱつになってしまったけれどよし。子どもはここから回復。今週いっぱいは外出禁止。私は相変わらず喉が痛い。。子どものうんちゃんアタックはこの日も w 今日はうんちが出ず便秘なのかな?1日出なかっただけだけど。

火曜日: 子どもは絶賛回復中。私は1日外で仕事をして夕方激しい頭痛。少し横になってやや回復。この日はうんちが出てうんちゃんアタックはなし。ブドウ糖が効いたかな?なにはともあれよしよし。

水曜日: 子どもは通常営業。私は朝激しい頭痛で起きられず。子どもの療養休暇をとっていた父ちゃんに子どもを任せて少し休む。夕方は回復したので食料の買い出しに。おでこにニキビができた?風邪っぽいし早めに就寝。夜中に子どものパンパースが決壊して大人総出で対応。自分の手にポツポツ発見・・・やばい、まさかの手足口病??

木曜日: 私も手足口病確定かな、手が痒い痛い痒い痛い。顔もいい歳してティーンエイジャーのニキビ大量発生みたいになって大変な状態に。アイスノンを顔にあてて痒みに耐える。包丁さえ持てず久しぶりに料理もせずパンも焼かず。幸いにも子どもは回復して機嫌もよく、子どもは父ちゃんに任せて私は仕事。タイプはできるのと自宅でひどい格好でも仕事できるのは救い。夜は足が痒くなり始めて眠れずNHKのポッドキャストやYouTubeにあがっていたラジオ深夜便にお世話になり夜中にようやく寝つく。

金曜日: 朝起きると足の裏の痒みが痛みに変わっていて立つのもやっと。手も相変わらず痛い。指が湿疹で膨張して痛くて曲げられない。昨日よりも痛いかも。顔のかゆさはちょっとましになったかな。見た目はかなりの惨状だけど。きっとここが山場なんだと信じて1日ほぼ寝たきりでした。夜は一度起きたものの無事8時間ほど眠れました。

土曜日: 足の裏の痛みはずいぶんよくなり少しスムーズに歩けるようになしました。手は相変わらず痛いけれど昨日より指が曲がるようになったのは大進歩で、夜には拳をほぼ握れるようになりました。親指と人差し指周辺がもっともひどくて、キャップをあけるなど微妙に細々したことができず不自由。。。Macbookを開けるのにも「あああああああ」と。顔は見た目がすごいことになっていて早くおさまってほしいです。

日曜日: 痛みは手も足も99%なくなりました。・・・が痒い!あとは指先が指ぬきをしているような硬さでこれからどうなるのだろう、皮剥けたらやだなあ。顔の発疹は乾いてきて粉吹いてこれまた見た目がよくなく、まだ数日は自宅にこもることになりそうです。ちょうど明日24日から26日まではドイツは祝日で、今年はクリスマスの集まりもなくよかった。

月曜日: 痒い痒い、、、夜中一度起きたら、足の裏と手のひらが痒くて痒くてしばらく眠れませんでした。痛みよりはましなのかな。見た目は徐々に治ってきました。気になっていた顔の発疹は乾いてかさぶたみたいな薄皮がとれると普通の皮ふが現れてほっとしました。この調子で早く全部なくなれ〜

火曜日: ちょっと痒さは残るものの全体的にずいぶん治ってきました。顔も明後日のドイツの休日明けには気にせず外に出られそうなレベルです。でも一筋縄にはいかず、指の皮がむけてきました。全部ずるずるむけるのか、一部で済むのか・・・。

水曜日: 脱皮がはじまりました。左右親指、右手の人差し指と中指の皮がばりばりむけてきました。乾いて飛び出たところを爪切りで切って行っています。生まれたての指って感じの変な感覚。。普通に生活している分には痛くないものの、尖った何かが皮の薄い部分にあたると痛いです。

金曜日: 激痛で立てなかった先週の金曜日から1週間、いつまで続くんだろうと思った手の皮向けが夜にはおさまってきました。ぴりぴり乾いて飛び出ていた皮の端っこが落ち着いて、ものや水に触れると変な感覚だった新しい皮膚が馴染んできた感じです。これで手が落ち着いたらあとは足か・・・。

土曜日: 手の皮は落ち着きつつあるものの、足が始まりました。皮が分厚い順にむけ始めるまで時間がかかってハードにはがれる模様。

※1ヶ月後の様子を「大人の手足口病にかかりました - その後」として書きました。

注意すべきだった点

ここ数週間は子どもが元気で手洗いうがいなどをちょっと怠けていました。ノロの時ときのようにきちんとゴム手袋をして子どもの世話をするなどすれば防げたかもしれません。食べ残しもちょっと機嫌が悪いし危ないなという時は食べない方が無難ですね。

さらに私は子どもが発症するあたりで指をオーブンで結構派手に火傷していて、少しよくなった頃にキズパワーパッドを外してしまいました。素人の推測ですが、この右手の人差し指の傷の周辺がパンパンで、ここからウィルスが入ってきたのかなあなどとも考えました。

この経験から学んだこと

今回は親ふたりが仕事を調整しやすい時期だったからよかったものの、そうでないタイミングだとまわりに頼れる親戚などいないのでちょっとまずいです。今住んでいる街のお友達は小さい子どものいるお母さんが多くて、病気の時にはうつしてしまってはよくないのであれこれ頼めません。

そんなこんなでなるべく元気でいるのが解決策かなと思いました。この冬、そしてその先もきちんとしたいことをメモしておきます:
  • 手洗い、うがい
  • 早寝
  • お風呂: ドイツではバスタブにお湯をはるのは多くても週一回、環境面で水の使いすぎやお湯にするエネルギーの使いすぎを心配しがちですが週一回はきちんと湯船に浸かろうと思いました。
  • バランスのとれた食生活
  • ちょっとした運動: 日常で歩く量を1日10000歩くらいに増やしたい(ちょっとずつ)

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